コンビニや飲食店などの店舗やイベント会場の道案内などをしたいときに、看板よりも使われているのがのぼり旗です。
なぜ看板よりも使われるケースが多いのかというと、低コストで設置できる上に遠くから見ても伝わるからです。
看板は動きがないため、遠くから見たときに自然と目線を誘導できません。見ようと思わなければ見てくれないので、宣伝効果が落ちてしまうわけです。
それに対してのぼり旗は、風が吹くとはためきます。ぱたぱたとした動きがあるため、遠くから見たときに自然と目線が誘導されます。そのためキャッチコピーなどの文章やイラストが自然と視界に入るため、遠くから見ても伝わるようになり宣伝効果を高められるわけです。
等間隔に道路沿いにのぼり旗を立てておけば、車を運転しているドライバーの視界にも入ってくるでしょう。視界に自然と入ってしまえば、興味を惹かれてそのまま店内まで入ってくれる可能性は高いです。
イベント会場や住宅展示場などの案内目的で立てているときも、目立つので迷わずに現地まで道案内ができます。遠くから見ても伝わるというのは看板にはない大きなメリットであるため、多くのシーンで使われているわけです。
宣伝効果を最大限に引き出すシンプルなデザイン
のぼりは、視認性が高いアイテムです。看板にはない動きがあるため、遠距離から見ても自然と目に入ります。ですがこれだけでは、のぼりの効果を最大限発揮できているとは言い切れません。最大限の宣伝効果を発揮させるためにも、デザインには注意しましょう。
のぼりの宣伝効果を最大限引き出すなら、伝えたい言葉や絵柄を大きく配置することがポイントです。宣伝目的のデザインを決めるときは、伝えたい内容を詰め込もうとするかもしれません。その結果、商品やサービスの特徴を細かく書いたり、写真やイラストもたくさん載せたくなるでしょう。
しかし外でのぼりを見る人は、じっくりと内容を見ることはありません。車や自転車で通り過ぎるときに一瞬だけ見たり、通行人も立ち止まって読みません。
つまり一瞬で内容を判断するわけですから、一目見てわかるデザインにする必要があるわけです。一目でわかるデザインにするなら、キャッチコピーや絵柄は大きく配置するのがベストです。
わかりやすいキーワードを使い簡潔な内容にすることで、通行人の記憶にも残ります。のぼりのデザインはシンプルイズベストなので、大きく配置することにこだわりましょう。